こんにちは、テルミーてる子です。
周りから「コールセンターのバイトはやめとけ」と言われたことはありませんか。
私もコールセンターで働く前に言われたことがあります。
本当にやめといた方がよいのでしょうか。
今回はコールセンターで12年働いた私が、「ブラックなコールセンター」という視点から、見極め方も含めて解説していきます。

・2社のコールセンターで計12年勤務
・アウトバウンド(発信)、インバウンド(受信)、チャット
・OP、LD、SV、マネージャー経験済
・採用や面談含め、コールセンターの業務は全て経験済
・コールセンターで働いた方々とは今も交流し、常に情報収集
この記事に書かれている内容
「コールセンターのバイトはやめとけ」って言われるけど本当?
バイト探し中、こんなやり取りをしたことはありませんか。
あなた:バイト探してるんだけど、コールセンターの求人ってよく出てくるよね。
友人:出てくるけど、コールセンターはやめといた方がいいよ。
あなた:え、なんで?コールセンターってヤバいの?
このような会話はよく行われるでしょう。
コールセンターを12年経験した私だったらあなたにこう答えます。
「しっかりしたコールセンターならいい経験になるよ。
時給もいいし、友達もできるし応募してみなよ。」
そう、肯定的なニュアンスで答えます。
しっかりしたコールセンターで働く場合、メリットもたくさんあります。
コールセンターのバイトについて詳しく書いた記事もあるので、ご覧ください。
こちらもCHECK
-
ぶっちゃけコールセンターのバイトってどんな感じ?12年働いてきた正直な視点
続きを見る
どんな仕事をするのか、コールセンターの仕事内容について詳しく書いた記事もあります。
こちらもCHECK
-
今さら聞けないコールセンターとは?仕事は簡単?クレームや残業は?
続きを見る
コールセンターと言っても様々あり、
コールセンター = 全て「やめとけ」
ではありません。
ここで重要なのは「ちゃんとしたコールセンターなら」という条件付き。
中には超絶ブラックなコールセンターもあるので、そのときは私も「やめとけ」と言います。
実は私もコールセンターで働くまで「コールセンター=マジでヤバい」というイメージがありました。
マジでヤバいと思った実際のエピソードを紹介しますね。
新卒の就職活動中に受けた会社の1つに、コールセンターがありました。
通常なら書類選考があるのに、応募したあと即面接を受けることに。
採用担当と話をしていると、別室から
「だからお前のそこがダメだって何回も言ってるだろおぉぉぉぉぉ!!!!
なんでわかんねーのよぉぉぉぉぉ!!!!」
という怒号が聞こえてきたのです。
それなのに、採用担当は動じることなく気にせず話を進めていきます。
「あ、きっとこれが日常なんだ。」
とドン引きした私は、後日いただいた内定を辞退しました。
そこから「コールセンター=マジでヤバい」という公式ができあがったのです。
そんな経験をしたのに「よくコールセンターで働いたな。」と思います。
私が新卒で受けたその会社はコールセンターの中でもブラックな方。
怒号繋がりで言うと、「勧誘電話を鬼のようにして、アポイントに繋げられないと罵声を浴びせられる」コールセンターも中にはあります。
ブラックなコールセンターが存在していることも、「やめとけ」と言われる要因の1つ。
しかし、私が実際に働いたコールセンター(特に2社目)の方はとてもクリーンなコールセンターでした。
様々な事件もありましたが、労働環境はしっかりしていたし、休みも取れるので働きやすかったです。
次の章では、ブラックではないのに「コールセンターのバイトはやめとけ」とセットで言われやすい理由について検証・解説していきます。
「コールセンターのバイトはやめとけ」と言われる理由を検証・解説
そもそもなぜ「コールセンターのバイトはやめとけ」とみんな言うのでしょうか。
大体「やめとけ」と言うのは次の理由です。
「やめとけ」と言われる理由
- クレーム言われまくるイメージ
- ノルマが厳しいイメージ
- 鬼上司から罵声浴びせられるイメージ
- 駅近で時給が高い = ヤバいことをさせられるイメージ
- 服装髪型自由 = 怪しいイメージ
確かにこれらに当てはまるコールセンターもありますが、これらの理由を実際に働いた経験をもとに切り返していきますね。
クレーム言われまくるイメージ
「コールセンター=クレーム」のイメージが定着しきっています。

コールセンターで働いていることを友人に言うと、
「よく働けるね。クレーム大変じゃない?
私絶対ムリ。」
と言われていました。
確かにクレームが多い会社もあります。
私が働いていた会社では、
クレームを引く確率は1日30件対応して1件あるかないかの割合でした。
それにクレームになっても、
・管理者に助けを求めたら一緒に対応を聞いて助けてもらえる
・お客様から「上司に代われ!」と言われれば代わってもらえる
ので、全て一人で責任を負って耐える必要はありません。
クレームが終わった後に、上司から
・「大変だったね。」
・「気にしなくていいからね。」
とフォローの言葉をかけてもらえるので、クレームで大ダメージを負うことはそんなにありません。
そうこうしているうちに、クレームに対する耐性もついてきます。
現にしっかりしたコールセンターで働けば、クレームが退職の理由にはなりません。
下の記事では、受信のコールセンターの退職理由ベスト3を紹介しています。
こちらもCHECK
-
コールセンター | インバウンドがきつい原因はクレームではない!退職理由ベスト3
続きを見る
ノルマが厳しいイメージ
「コールセンター=ノルマが厳しい」
もよく言われる言葉の1つです。
会社の壁に、
「〇〇さん アポイント10件!
〇〇さん アポイント9件!」
など、営業成績が貼られるイメージでしょうか。
ノルマと営業成績が貼られるのはアウトバウンドのコールセンターによくある光景。
コールセンターには
インバウンド(かかってきた電話で問い合わせに答える)
と
アウトバウンド(こちらから発信して営業していく)
の2種類があります。
インバウンドとアウトバンドをより詳しく書いた記事はコチラ。
-
参考今さら聞けないコールセンターとは?仕事は簡単?クレームや残業は?
続きを見る
インバウンドは基本的にノルマはありません。
しかし、アウトバウンドでは確かにノルマを課している会社もあります。

1社目で働いていた会社は月に2件契約を取らないとクビでした。
契約が中々取れないプレッシャーは感じましたが、だからと言って上司から罵声を浴びせられる会社ではなかったです。
それにアウトバウンドでも、クビにならないコールセンターもあります。
「本当にやめとけ」と言いたいコールセンターは、ノルマを達成しないと罵声を浴びせられる会社。
では次を見てみましょう。
鬼上司から罵声浴びせられるイメージ
就活中に実際に聞いてしまったので、鬼上司が罵声を浴びせる会社もあります。
ですが、これもほんの一握り。
「コールセンター=全て罵声」
ではありません。
私がいた2社とも罵声はおろか、上司は大声も出していませんでした。
大声は笑うときだけです。
コンプライアンスがしっかりしたコールセンターなら出くわすことはありません。
▽万が一ブラックなコールセンターに入社し、退職を考えている方向け
-
参考退職代行SARABAってどうなの?メリット・デメリット、評判を徹底解説
続きを見る
駅近で時給が高い = ヤバいことをさせられるイメージ
「駅近で時給が高い=ヤバいことをさせられる」
これも私の周りで言っている人が多かったです。
でも全くのウソ。
コールセンターに駅近が多いのは、人気のなさから。
アクセスのしやすさや働きやすさの魅力をアピールして、応募してほしいからです。
それに時給が高いのも、コールセンターの人気のなさから。
時給を上げても応募者が少ないのが実情。
「コールセンターはやめとけ」と言われないため、工夫しているのです。
▽他にもみんなが思うイメージを斬りこんでみた
-
参考コールセンター | 皆が思うイメージと実際のギャップ、ウソとホント
続きを見る
▽コールセンターの時給が高い理由
-
参考ブラックだから?コールセンターの時給はなぜ高い?時給だけで選んだらダメですか?
続きを見る
▽コールセンター、エリア毎の時給相場
-
参考【2024年版/エリア別】コールセンター | 時給の相場を解説
続きを見る
服装髪型自由 = 怪しいイメージ
求人で服装髪型自由って書かれているのを見かけませんか。
コールセンターはお客様と顔を合わせることがない職場なので、応募者を増やすため自由にしている会社が多いです。
決して怪しくはありません。
自由にすることで、ミュージシャン活動をしている方やネイルが趣味の方など、様々な才能ある方々も働いています。
しかし、残念ながら
・クレーム言われまくる
・ノルマが厳しい
・鬼上司から罵声浴びせられる
・高齢者を騙して物を売りつける
・違法行為をする
・休みが取れない
・過酷な労働環境
というブラックなコールセンターは実在します。
次章では、そんなブラックなコールセンターにうっかり入社することのないよう回避術をお伝えします。
コールセンターあるあるを辛口仕立てでまとめた記事もあります。
ぜひご覧ください。
こちらもCHECK
-
コールセンターあるあるを辛口で紹介!オペレーター・管理者それぞれ解説
続きを見る
コールセンター経験者が「やめとけ」と言いたいコールセンター
100%ではないですが、少しでもヤバいコールセンターに引っかからないように見極め方をアドバイスします。
求人でチェックすべきポイントは次の4つです。
求人でのチェックポイント
- 時給
- 会社名
- 年齢制限の有無
- 仕事内容
順番に見ていきましょう。
時給
人気がない仕事なので、時給は高めに設定されているのがコールセンター。
地域にもよりますが、
1,100円~1,700円の会社まで幅広く設定されています。

受信業務よりも発信業務の方が時給は高いです。
しかし、他のコールセンターと比べて妙に時給が高いコールセンターは危険かもしれません。
※ただし、証券・金融・保険系のコールセンターは覚えることも多く時給が高め
例えば、
化粧品の問い合わせ窓口の求人。
3社見つけたけれど、そのうちの1社の時給が300円高い。
などです。
同業者と比較して妙に時給が高い場合は、
・離職率が高い
・受信業務なのに勧誘の電話(発信業務)もさせられる
など、入社後になにかしら「こんなはずじゃなかった」と思える要素があります。
また、受信業務より発信業務の方が時給が高いと言いましたが、
その中でも時給がかなり高いところは怪しい勧誘をしている可能性があります。
時給の良さだけ見て応募は避けた方が無難でしょう。
▽コールセンターで働くのが不安な方は単発で働いてみるのはどうでしょう
こちらもCHECK
-
コールセンター | 単発ってどんな仕事があるの?メリット・デメリット含め解説
続きを見る
会社名
コールセンターは、
・大手コールセンターに委託をしている
・自社でコールセンターを構える
上記いずれかの方法で運営しています。
会社名によく出てくる
・ベルシステム24
・トランスコスモス
・アルティウスリンク(旧KDDIエボルバ・旧りらいあコミュニケーションズ)
・TMJ
などは、多くの企業から委託を受けてコールセンターを運営しています。
気をつけたいのは、自社で運営している聞き慣れない会社のコールセンターで、仕事内容が発信業務。
怪しい物を電話で売りつけようとする会社かもしれません。

聞き慣れない会社で発信業務の仕事が気になったら、まずは会社名をネットで検索しましょう。
・会社名が出てこない
・どのような事業を展開しているのかが見えてこない
・会社設立が最近
の場合は、他を探した方が良いです。
万が一採用されても、鬼上司で怒鳴られる可能性大です。
こちらもCHECK
-
コールセンターのバイトはどこがいい?働きやすい仕事を探すためのチェックリスト
続きを見る
年齢制限の有無
2007年から雇用対策法の改正により、求人広告にて年齢制限を設けることは原則禁止になりました。
例外で年齢制限を設けることも可能ですが、相応の条件が求められます。
そんな中、コールセンターで年齢制限を求める求人はブラックの可能性があるので注意しましょう。
本来年齢制限を設けてはいけないのに理由もなく堂々と年齢制限をするということは
ルールを無視するという観点から福利厚生がしっかりしていない可能性があります。
それにコールセンターは、きちんと受け答えができれば年齢問わず活躍できる仕事。
福利厚生がしっかりしていないだけでなく、社会経験のある人には耐えられない常識外れな業務が待っているかもしれません。
仕事内容
何について案内すればいいのかが書かれていない求人は怪しいです。
・引っ越し会社の問い合わせ窓口やスケジュール確認の発信
・生命保険に関する問い合わせ窓口
など、どのような業種でどんな仕事をするかが書かれている場合は、入社後の仕事内容が想像できますね。
しかし、
・発信業務
・受信業務
などザックリとしか仕事内容が書かれていないのはブラックな会社の可能性があります。
クライアントとの契約の関係上、求人にて社名は伏せることもありますが、その場合は面接時点で必ず説明されます。
社名は伏せてあっても、
「大手電力会社の問い合わせ窓口で、住所変更の受付や支払い方法の変更受付などの問い合わせに対応いただきます。」
など、「業種」と「仕事内容」は書かれている求人に応募しましょう。
もしも怪しい会社にうっかり応募してしまった場合は、面接でも見極めポイントはあります。
・採用面接や説明会で、別室から罵声が聞こえる
・面接官の態度が悪い・嫌な感じ
これらの場合は、入社しても人間関係に悩まされすぐに辞める可能性大です。
なにせインバウンドのコールセンターを辞める理由の1位は人間関係ですから。
-
参考コールセンター | インバウンドがきつい原因はクレームではない!退職理由ベスト3
続きを見る
採用の連絡が来ても迷わず辞退し、次を探しましょう。
この章で紹介した見極めポイントをクリアしても、ホワイト企業に就ける可能性は100%ではありません。
これは私の体感ですが、大手のコールセンターはコールセンター運営歴が長く、福利厚生もしっかりしていることがほとんど。
それからクライアントが大手のコールセンターも労働環境の土台がしっかりしています。

「クライアント」は、コールセンターに業務を委託している企業のことです。
求人で、
「株式会社テルミーてる子の問い合わせ窓口で、注文の受付をしたり、製品に関する問い合わせに答えていただきます。」
と書かれていた場合、クライアントは「株式会社テルミーてる子」。
クライアントが大手の会社なら、福利厚生や労働環境が良いところが多いです。
回避方法がわかったところで、求人サイトからコールセンターを探してみましょう。
まとめ
「コールセンターのバイトはやめとけ」と言われがちですが、必ずしもやめておいた方がいいわけではありません。
ブラックな会社を避けて環境が良いコールセンターで働けば、良い経験ができます。
私自身コールセンターを辞めても定期的に様々な方と会って楽しんでいますし、良い縁に恵まれたと思っています。
ブラックなコールセンターを見極める参考になれば幸いです。
あわせて読みたい
▼読んでくださってありがとうございます